株主提案2

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株主の皆様から寄せられた提案です。

(本の里親のサービスを強化し、たもかくの定期収入を確保する)

1 たもかくのホームページの本の里親欄に手を加える。
 ●現状の問題点:たもかくのホームページに載っている本の里親のサービスはとても良いアイディアだと思います。また、競合他社と比べても価格競争力はあると思います。本の預かりのみをビジネスにしている他の会社もあるので、需要を取り込めば定期収入が望めると思います。ただ、残念なことに、本の里親サービスを知っている人を除けば、本を預けたい人が検索サイトで本の里親と入力して検索することは考えにくく、せっかくのサービスが、サービスを必要としている人に届かないという問題があると思います。
 (具体的な方法)
 ・たもかくのホームページの本の里親の欄に記載を加えます。加え方としては、本の里親の説明部分に[本をお預かりするサービス]、[ブックキープサービス]、[ブックストック]の文言を加える。
 (予想されるメリット)
 ・本を預けたいという目的を持っている人が検索サイトで入力すると思われるキーワードを入れることになるので、本の里親サービスを多くの人に知ってもらえることになると思います。
 ・預ける人が増えれば定期収入が増えるので、たもかくの財務状態は改善すると思います。

この提案に対するたもかく株式会社の対処と方針

本の里親サービスは増え続ける空き家や空き土蔵の有効利用が
できないものかと考えて開始したサービスですが、現在は自社
所有の本と森の交換事業に使うために取得した倉庫の一部を使
っています。現在4社28個人と契約しています。毎月15万円以
上の安定収入になっています。この事業に関する倉庫の土地建
物の取得維持コストは月8万円程度です。スペースはまだ余裕
があるので少しづつ利用者を増やしていきたいと考えています

(みんなの森協同組合のホームページの田舎物件情報の閲覧数を増やして見込み客を増やす)

2 みんなの森協同組合のホームページには、売却希望物件が掲載されていて、とてもよくまとまっていて読みやすいです。ただ、残念なことに、物件一覧に掲載されているような山林、セカンドハウス、山荘のような物件は、それらの物件を探している人が検索サイトから検索する際に、みんなの森協同組合のホームページに表示されている文字列では、検索されにくい問題があると思います。みんなの森協同組合のホームページが検索されやすくなれば、見込み客は増えると思います。
 (具体的な方法)
 ・みんなの森協同組合のホームページに[山林販売]、[セカンドハウス販売]、[別荘販売]等、見込み客が検索サイトで入力することが予想される文字を入れます。文字は黒文字で見えるようにする方法と、背景色が白色の部分に白文字を入れて文字を見えなくするする方法が考えられます。

この提案に対するたもかく株式会社の対処と方針

指摘された検索にかかりやすくする件についてはすぐに取り組
みたいて思います。現在は自社のホームページ以外に、不動産
広告サイトのアットホームに物件広告という形でも掲載してい
ますが、このページと自社ホームページの連動性を高めること
も課題の一つです。 。

(森林の分校ふざわの森林の里応援団と提携し、たもかくの見込み客を確保する)

3 米の産地直送の年間契約募集の案内をたもかくのホームページに載せる。
 ●現状の改善点:首都圏から人を呼び込むには、セカンドハウス等の住まいに基づくものや、たもかくにしかない物を作り出して呼び込む方法が考えられますが、呼び込むきっかけを増やすために、たもかくのホームページの閲覧数を増やすことが望ましい思います。きっかけを作るためには、価格競争力があって首都圏の人の興味を引きつけるものを載せるのが一つの方法だと思います。10月下旬に森林の分校ふざわで宿泊した際に、1階の受付カウンターのところと、1階の食堂のところに米の産地直送年間契約募集1キロ500円の広告が貼られていました。申込先は、森林の里応援団になっていました。この価格は競争力があると思います。また、産地直送で米を買う人の層は収入が高いと思われるので、只見に来る交通費を出せる人は多いと思います。この米の広告をたもかくのホームページに載せさせてもらうことができれば、米の産地直送を探している人をたもかくのホームページに呼び込むことができるので、その人達をたもかくの見込み客にすることができると思います。
 (具体的な方法)
 ・森林の里応援団と連絡をとって、米の産地直送年間契約募集1キロ500円の広告をたもかくのホームページに載せさせてもらう。
 ・たもかくのホームページには、年間契約申し込みの連絡先として森林の里応援団の連絡先を載せる(これを載せないとたもかくの職員が問い合わせ対応のための事務量が増えてしまう)。
 ・たもかくのホームページには、年間契約申し込みをした人が払込手続きに使った用紙をたもかく本の街に持ってきた場合に特典があることを書く。特典と引き換えに用紙に目印を付けることを書く。
 ・年間契約申込をした人が払込手続きに使った用紙をたもかく本の街に持ってきた場合に、安価に源流の森のびざ(利用場所を源流の森に限定したもの)を発行する。
 ・払込手続きに使った用紙を再度利用できないように、目印を付けさせてもらう。
 ・源流の森のびざは、源流の森の案内図に日付印を押したものを交付する。
 (予想されるメリット)
 ・源流の森を気に入ってリピーターになってくれれば、有料の森へのぱすぽーと、セカンドハウス等の販売や株主の増加が見込める可能性があると思います。
 ・たもかく経由で米の年間契約の話がまとまると森林の里応援団の収入に貢献ができるので、地域内のたもかくの評判が上がり、森林の里応援団と協力関係が築きやすくなると思います。

この提案に対するたもかく株式会社の対処と方針

布沢地区にはたもかく株式会社の所有地のおよそ半分が集中し
ているので、森の分校ふざわの利用者、近くの第3セクター経
営の温泉ホテル施設湯ら里の利用者のうち、たもかく株式会社
の事業に興味をもっているお客さんにをたもかく株式会社のお
客さんや株主になってもらうことは、大きなテーマと考えてい
ます。それぞれの経営主体の中でたもかく株式会社に限らず、
他の企業や団体との提携や共同展開についての方針が明確化さ
れたり、合意形成ができていないと顧客を奪われるとか利用さ
れるという警戒心を呼び起こす可能性があり、難しいことだと
考えますので、慎重に取り組んでいきたいと思います。南会津
地域や福島県内の観光や地域おこし団体からの提携や共同サー
ビスの提案があった場合には積極的に受け入れる方針です。
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